今日、東京国際フォーラムであった『ウーマンラッシュアワー村本の大大大演説』を見てきたのだが
ヤバいくらい凄かったのでその感想を書いていく
『大演説』(独演会)は東京国際フォーラムのホールCで開かれ、客席は1500席分全て完売したらしく
ウーマンラッシュアワーの村本がその1500人を前にして舞台で一人でしゃべるのだが、久しぶりに感動したというか心が震えたような気がした。
あれは何なのか
あの聞き入ってしまう魅力はなんなのか
話術がすごいというのはもちろんなのかもしれないが、自分の心の底から出たような本当の言葉を力強く言っている気がして
2時間がもうあっという間に感じた
なんかもう笑える、笑えないという次元の上をいっているというか・・・
もちろん笑えるところが大前提だったりするのだが、圧倒的な面白さみたいなものを感じた
あそこまで自分の思っている気持ちを言葉で全部出し切りながら、それを笑いに昇華できるのはもう羨ましさすら感じてしまう。
久しぶりに身の入った拍手をしたような気がした
もし少しでも行ってみたいと思っていたら、迷わずに行くべきだと思う
たまに、自分の好きな分野を誰かにおすすめするときに「これ知らないとか人生損してるよ」みたいなことを言う人がいるが
僕はいつも何を言ってるんだこいつはと思っていた。
しかし
僕の中で『ウーマンラッシュアワー村本の大演説』はまさにそれだった・・・
テレビでもその片鱗は見えているかもしれないが、実際に舞台に一人で立ってマイクで話しているのを生で聞くのでは、話す内容も入ってくる言葉も違うし、もう感動すら覚えるレベルだった
今は映画だったり漫画だったり演劇だったりと、お金を払って色んな娯楽を味わうことができるが、僕が今本当におすすめするのは『ウーマンラッシュアワー村本の大演説』だ
こんなに胸を揺さぶられたのは小学生の頃に映画館で見た「千と千尋の神隠し」以来だった。(全然ジャンルは違うが・・・)
料金は3000円だったのだが、もっと価値があるような気がした。
大演説を聞いて特にすごさを感じた点
なにより僕がすごいと思ったのは
「ウーマンラッシュアワーの漫才は誰よりも面白い」と村本自身が自信をもって断言しているところだ
文字で見るとビッグマウス的な発言にも感じてしまうかもしれないが、実際に本人が1500人を前にして、舞台で一人で言っているところを聞くと、本気でそう思っているというのが伝わってくる。
自分を奮い立たせるためにもとか、そんな感じではなく、「マイクの前なら俺は誰にも負けない」と本気で言っているのがわかる。
芸能界で名だたるお笑い芸人がいる中、ここまではっきりと言い切るのは凄い。
その自信が羨ましくも感じるほどだ
それに、実際に一人喋りを聞いていると本当にそうなのかもしれないと思わせるところもすごい。
2年後にはアメリカへ
そんなウーマンラッシュアワー村本は今、英語を勉強していて、2年後にはアメリカに行く予定らしい。
アメリカでこのスタンダップコメディのようなものをやりたいらしい
日本で見られなくなるのはとても悲しいが・・・
でもあれを英語で表現できるようになれば、僕はアメリカでとんでもないことが起こるのではないかと予感している
12万人を集めると言っていたが、全然無理な話でもないような気がした。
それぐらいの衝撃を僕は受けた。
最後に
あと、これは今日(12月17日)大演説に行った人しか分からないかもしれないが
途中、客席の人に「選挙に行った人いますか」と聞いた場面があり
そこで大勢の人が手を挙げた後、「昨日一人で〇ナニーした人」と聞いて誰も手を挙げなかったのを見て、
「選挙に行った人は大人だと世間の人は言いますが、僕はここで手を挙げられる人の方が大人だと思いますね」
みたいのように言う場面があった。(若干違うかもしれないが・・・)
その選挙の話の時、僕は選挙に行ってないのに何食わぬ顔で手を挙げてしまったのはここだけの話だ
「選挙の話ではみんな堂々と手を挙げてたくせに」と、ウーマンラッシュアワー村本が言っていたのはつまりはそういうことなのだろう。
僕なんか選挙に行ってもないのにもろにそうだった
最後に
もし『ウーマンラッシュアワー村本の大演説』行ったことがない人や、行くかどうか迷っている人がいれば、僕は絶対おすすめする。
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