たばこを吸っている人というのは、男性でも女性でもカッコよく見える時があるかもしれない。正直、僕もテレビで俳優さんが吸っている姿を見て、カッコいいと感じたことがあるが、それはタバコを吸っている人の外見がカッコよく見えるだけで、今回たばこを吸う行為のダサさについて書いていきたい。
誰でも最初の一本目は不味いはず
たばこを吸い始めるきっかけで多いのが「友達に勧められたから」や「ストレス解消のため」などの理由が多いが、二本目、三本目とそのままたばこを吸っている人というのは、自分はたばこを吸う人ですよという優越感に浸れるからとか、ちょっとカッコよく見えるからとか、大人になった感じがするからとかの理由が実は多いと思う。
たばこを1回でも吸った人はわかると思うが、タバコの最初の一本目というのはかなり不味い。実際僕は大学の時にタバコを勧められて、吸ってみたことがあるが、正直一本目は不味いしむせるし、全く吸えたものではない。たばこを吸い続けている人というのは誰しもその経験をしているはずだ。
それなのにたばこを二本目、三本目と吸うのは、よほどたばこが吸える人になりたいということだろう。それはカッコつけられるからだと思う。「友達に勧められたからただなんとなく」とか「ストレス解消のため」とかの理由を言う人もいるが、たばこが吸えたらカッコよくなれるという気持ちが、心の奥底に少しは絶対あるはずだ。(※そんな気持ちは全くないという方は、この記事を読んでも特に何にも感じないと思うので、ここでこの記事を見るのをやめることをおすすめする)
周りが吸っているからとか、ストレス解消のためだとかで吸い始めたとしても、最初の不味い一本目を吸った時にやめればいいと思う。そんなカッコつけたいがゆえに、不味いものを吸ってたばこを吸える人になりたいということは、ちょっとダサくないだろうか。
今現在、どんなにクールにカッコよくたばこを吸っていたとしても、昔、一本目や二本目のたばこをゴホゴホとむせながら「これを我慢すれば、たばこが吸えるようになるんだ」と
必死になって吸っていたんだと思うと、とたんにダサく見えてしまう。
わかりやすく画像で説明してみよう
↓今はこういう風にクールにカッコよくたばこを吸っていても・・・
↓最初は不味くてむせるのに我慢して吸っていたのだ
たばこを吸っている人みんなに
「何で最初無理してたばこを吸ったの?」と聞きたい
そこで素直に「カッコつけるためだよ」と答えてくれたら納得できるが、
「友達に勧められたから」とか「ストレス解消のため」というのはちょっと納得ができない。
僕の言いたいことはわかるだろうか・・・
これがめちゃくちゃださいということが伝わるだろうか・・・
これからたばこを吸っている人を見たときには、その人は最初、我慢して無理してむせながら吸っていたということを考えながら見てほしい。
そう思えば、たばこを吸う人姿がカッコよければカッコいいほど、その人がダサく見えてくるはずだ。
たばこを吸っている人は中身よりも外見をよく見せようとしている気がする
冒頭にも書いたが、上のようなことを考えずにたばこを吸っている人を見れば、実際カッコよく見える時もある。たばこを吸っている人と、何もせずボーと立っている人だと、ぱっと見た限りでは、たばこを吸っている人の方が見てて絵にはなると思う。
でも、その外見だけカッコつける行為というのは、やっぱりださい。たばこを吸っている人吸わない人に限らず、多くの人は自分本来の姿を見せることの恥ずかしさというのはあると思う。たばこを吸っている人は、そのカッコつけるという行為で外見だけでも自分を良く見せれたらと思い、たばこを吸ってなんとか誤魔化そうとしている感がある。それは発言にも出ていて、なんとなく自分を大きく見せようする人が多い気がする。
その点、たばこを吸っていない人は、外見だけの良さに頼ろうとせず、周りからはどう見られようとも、自分の内側の部分を大事にしていて、外見よりも中身を重要視しているように感じる。
たばこを吸っている人は周りからの目線に負けて、自分をカッコよく見せる方向へと行ってしまった人なのではないだろうか。
たばこのカッコよさは、その辺の石コロぐらいのレベル
たばこを吸っている人のカッコ良さとはそこまで大したものではない。例えばカッコよくなろうと思い、洋服などでオシャレになろうとするには、ある程度服を買ったり、雑誌を見たりなどの多少の努力をしなければ、なかなかオシャレにはなれないだろう。そのような髪型や服装などで研究して得たカッコ良さというのは、すぐに真似できるものでもない。
しかしたばこの場合、ただたばこを買って吸っているだけだ。たばこを吸っていない人がそのカッコよさを手に入れるためには、ただたばこを買って吸えばいいだけだ。たばこを吸わない人は今すぐにでもたばこの「カッコよさ」を身につけることができるが、ただ吸わないだけだ。
たばこを吸ったことで生まれる「カッコよさ」というのは手に入れようと思えば、誰でもすぐ簡単に手に入れることができる、道端にある石ころのようなレベルだ。それなのに自慢げに吸う人はちょっと勘違いしていると思う。
まとめ
一見たばこを吸う人の方は面白くてユニークでカッコ良い、逆に吸わない人はつまんないみたいなように思っている人もいるだろうが、それは外見のみを見ているだけで、たばこを吸うのはそんな大したことでもなく、ダサイというのは感じれただろうか。
僕の中ではたばこを吸う人というのは、何かしらに負けた人という印象があり、逆にたばこを吸っていない人というのは、色々な事に正面と向きあって戦っているような気さえする。今まで会った人の中で心から尊敬できる人は、大抵たばこを吸っていない人だったりする。ちなみに、たばこを吸わない人の方が自分の意見をしっかりと持っている人が多い(もちろんそうでない人もいるが)。
なので、これからたばこを吸おうかなと考えている人がいれば、もうちょっと考えてみてほしい。そんな見せかけのカッコよさに流されていいのかもう一度考えてみてほしい。僕はどんなにカッコよくたばこを吸っている人よりも、吸わないことを貫いている人の方が何倍もカッコいいと思ってる。
・・・と
バリバリたばこを吸っている僕のことについて書きました
コメント
面白い。
高校生の時一度しかタバコを吸ったことがないけど
ふとした瞬間に、タバコを吸った時の肺の感覚を思い出す。
多分一回でも吸うと中毒性があるんじゃないでしょうか?
ちなみにこの前アムステルダムに行ってスモークして来ましたが
スモークより飲酒が好きだと思いました。
はじめまして。
読みながら、この人は喫煙歴が無いのでは⁇と思いながら読んでいましたがオチでスッキリしました^_^
id:spice___upさん
中毒性という原因もあると思いますよね。正直カッコつけたいっていうのは少ないかもしれません。
アムステルダムに行ってスモークってスゴイですね。あまり聞きなれない言葉です。たぶん僕は使うことがない言葉のような気がします・・・
id:fxxkkenさん
はじめまして。あまり偏見的に書くとそうなってしまいますよね。日記公開した後、大丈夫かなと若干ドキドキしてました。
ブログ読みました。世界一周してるのですね。その行動力憧れます。
紫煙を燻らせると言われて、かつてはいい香りを漂わせるってイメージだったみたいですね。
私は手や衣類につくにおいや汚れが気になって繰り返しませんでした。
こういった当事者の話はわかりやすくて、平和的で大好きです。
よつば (id:K428)さん
「紫煙を燻らせる」ですか・・・初めて聞きました。昔と今ではだいぶ変わってきているのですね。
匂いが嫌っていう人は多いと思うので、ものすごく良い匂いに変わるとだいぶ見方も変わるかもしれないですね。