今年の8月上旬に海に行ったのですが、かなりの日焼けをしてしまって苦しい一週間を過ごしました。
思えば僕は、昔から海などに行って過度な日焼けすると、一緒に行った他の人よりも肌がひどい状態になっていた気がします。
今回も日焼け後の対処について色々調べるハメになったので、来年以降の自分のため、または海やプールに行って日焼けをして苦しむ人の参考になればと思い、過度な日焼けをして帰ったあとの処置を徹底的に書いていきます。
帰ったらまずなによりも水シャワー!
海などに行って広範囲に過度な日焼けをして帰ったあとは何よりもまず水シャワーを浴びることです。
帰ってすぐ冷やしたかどうかで、その後の「痛み」や「かゆみ」は変わってきます。
日焼けで皮膚が赤くなっているのは、いわば火傷をしている状態ともいえ炎症を起こしているので、冷やして炎症を和らげます。
水シャワーの良い点は
- 体全体を一度に冷やせる
- 同じ温度で半永久的に冷やせる
- 温度調節も自由自在にできる
などがあり、タオルで冷やすよりも水シャワーは何倍も優秀です。
僕は数年前に海に行ったとき、帰ってシャワーに浴びなかったので、その後めちゃくちゃ肌が痛みましたし、水ぶくれも背中全体にできてしまいました。
水シャワーが苦手な人は、いきなり冷水で浴びなくても良い
いきなり水シャワーは冷たいのでどうしても苦手な人はいると思います。僕も水シャワーはかなり苦手です。
急に冷水を浴びると体もビックリすると思いますし、水が冷たすぎると肝心な水シャワーが長時間できません。
なので、水シャワーはいきなり低い温度から始めなくても、最初は体にかけても平気なぐらいの温度から体にかけていき、体にかけながら少しずつ水の温度を下げるといいです。
そうすると水シャワーもそこまで抵抗なくできます。
水の温度は「気持ちいいけど、できるかぎり冷たい」ぐらいの長時間(30分くらい)当てれる温度を自分で調節しながら、背中、首元、うで、肩、胸など体全体に水シャワーを当てていきます。
水シャワーのやり過ぎは良くないが、できるかぎり長めにやったほうがいい
日焼けして帰った後の水シャワーは、日焼け後の対処で一番大事なことだと思います。
なので、できる限り長い時間やった方が良いと思いますが、風邪を引くと元の子もないので、ブルブル震えながら長時間やるのは止めたほうが良いです。
だいたい20~30分くらい当てた後は自分の判断になってくると思います。
ただ、できるかぎり水シャワーは長めにやっておきたいです。
シャワーから上がった後は氷水で濡らしたタオルでひたすら冷やす
水シャワーを浴びて少し気持ちよくなったと思いますが、ここからも油断せずにタオルで日焼けした箇所を冷やしていきます。日焼けした後の対処はなにより冷やすことです。
タオルで冷やす時はできれば氷水で濡らしたタオルが良いです。日焼けをした後の体はものすごい火照っていて、氷を使わないタオルではすぐにタオルが熱を持ってしまいます。
大きい氷はタッパーで作れる
家で氷が作れないという人はコンビニで氷を買ってきてもいいですし、タッパーに水を入れて冷凍庫に入れるだけでも氷は作れます。
トレーで小さい氷を作っても大丈夫ですが、タッパーだと大きめな氷が作れるので、より低い水の温度が保てます。
2枚のタオルでT字を作り背中、首元、肩を同時に冷やす
海やプールで1日遊んだ場合、おそらく日焼けで特にダメージを負っているのは背中、首元、肩だと思います。
なので、タオルで冷やす時はうつ伏せで寝て、
タオルを2枚使ってT字を作り、こういう感じで冷やすと良いです。
これだと背中全体を含めて、首や肩も同時に冷やすことができます。
理想は手と足も冷やした方がいい
理想は背中、首元、肩だけでなく、少しでも日焼けをしている手も足も冷やしたいです。
なので、手を広げてこんな感じで冷やすのが良いのですが・・・
これをするにはある程度の部屋の広さが必要で、もう一人必要になってくるので少し困難です。
なので、難しい人は最悪足や腕は捨てて、ダメージを多く負っている背中、首元、肩を重点的に冷やすと良いと思います。
僕の経験上、足や腕(特に足は)そこまで重度な日焼けにはなりにくいです。
タオルは10~15分おきに変える
患部にタオルを当てておけばタオルもすぐに熱を持ち始めるので、15分おきくらいにタオルを変えていきましょう。
10分おきぐらいに変えてもいいと思いますが、頻繁に変えるのは面倒くさいと思うのでそこは自分で判断すると良いと思います。
AI音声を使えばタイマーが楽
タオルを置いたときに毎回時間を計るのは面倒くさいので、スマホのAI音声を使うと楽です。
タオルを置いた後に
◯Androidであれば
「OK Google タイマー15分」
もしくは
◯iPhoneであれば
「hey Siri タイマー15分」
を利用すると良いです。
できれば3日間くらいは冷やし続ける
このタオルで冷やす行為を日焼けしてから3日間ぐらいは寝る時、ご飯を食べる時以外はなるべく行うようにしましょう。
冷やしておけば冷やしておくほど、翌日以降の痛みやかゆみを和らげることができます。
何度も言いますが、日焼けはとにかく冷やすことです。
小さくても水ぶくれができれば次の日朝一で皮膚科に行く
日焼けがひどい場合、早ければ日焼けをして帰った日の夜には水ぶくれができてくる可能性もあります。
その場合、次の日には朝一で(できれば早めに)皮膚科に行った方がいいです。
水ぶくれまでする重度の日焼けだと、早い段階で皮膚科に行って薬をもらっておいた方が治りは断然早いです。
水ぶくれが少しでもできるようであれば、近くの皮膚科の場所、営業日、営業時間を確認して朝一に行くようにしましょう。
皮膚科の料金は保険が利いて、診察代と薬代込みで1000~1500円くらいです。
水ぶくれができた時は絶対に割らないようにする
水ぶくれができると割りたくなってしまうかもしれませんが、割るのは絶対やめておいた方がいいです。
割ると治りが遅くなりますし、跡が残る可能性が高くなってきます。
ただ、水ぶくれの跡が残らない場合もあります。僕の知り合いで背中が何個も水ぶくれ割れていて、包帯を背中ぐるぐる巻きにして部活をしていた人を知っていますが、今はほとんど跡は残っていません。残るか残らないかは個人の肌質によると思います。
ちなみに、その人はニキビとかにはほとんど無縁で、肌が白く、日焼けしても赤くはなりますが、あまり黒くはならないようなタイプでした。たぶん元から皮膚が強かったタイプだと思うので、個人差はあると思います。
水ぶくれができたときは極力割らないようにして冷やすのが良いです。
アロエジェルを塗る
『日焼けにはアロエ』というおばあちゃんの知恵袋みたいなイメージがあるかもしれませんが、日焼けにアロエはマジで効きます。
アロエには
・日焼け後の肌の炎症抑える
・紫外線によるダメージを修復する働き
・日焼けで乾燥した肌を保湿する
などがあります。
しかし、アロエはその辺に生えていないかぎりすぐ手に入らないと思うので、アロエジェルを使用していきましょう。
個人的におすすめなのは『モイスチャーALゲル』です。
アロエのジェルはベタベタしているものが多いですが、このジェルの良いところは塗ると肌に浸透してサラサラになるところです。
体がベタベタしていると服と肌がひっつき、横になった時もタオルやシーツが肌にひっつきます。
ただでさえ、日焼けで痛みに過敏になっている皮膚なのに、起き上がるときにペリペリはがすことになるのでけっこう痛い思いをします。
なので、アロエジェルのなかでもサラサラしている『モイスチャーALゲル』を個人的にはおすすめしたいです。
まだ、アロエジェルは冷蔵庫に入れて冷やしておくと、肌に塗るときに火照った肌を冷やすことができるのでより効果的です。
冷たい水を普段よりも多めに飲んでおく
日焼けをすると体内の水分も失われ、脱水症状が起こりやすくなっています。なので、こまめに水分をとるようにしましょう。
日焼けで体が火照っていると思うので、内側からも温度を下げるためにも冷たい水を飲むと良いです。
ただ、お腹を下すまでガブガブ飲むのは良くないです。
日焼けのダメージの改善に『ビタミンC』を摂取する
ビタミンCは、日焼けをした時に肌が黒くなるメラニンという色素を抑える効果があります。
ビタミンCは日焼け前に接種しておくと日焼け予防に良いとされていますが、日焼け後の肌が受けた日焼けのダメージを改善する効果もあります。
ビタミンCのサプリ
効果的にビタミンCを摂取するにはサプリが手っ取り早いです。どこのドラッグストアでも色んなビタミンCのサプリは売っていると思います。
僕が色々調べた中で断トツで良いと思ったのは『リポスフェリックビタミンC』です。
これはジェルタイプのビタミン剤で、一般的な錠剤や粉末とは違って細胞内まで取り込まれ、高濃度&高浸透なビタミンCのサプリです。
ただ『リポスフェリックビタミンC』はドラッグストアに置いていない可能性もあるので、その場合は代わりのサプリにしましょう。
ビタミンCが多く入っている料理
チンジャオロースー(青椒肉絲)
ビタミンCが多く含んでいる食品としてよくあげられるのが、赤ピーマン、緑ピーマンなどがあります。
ピーマンは熱を加えてもビタミンは崩れにくく、『チンジャオロースー』は、肉も一緒に食べることができるので栄養価の高い料理です。
宅配で頼むと楽
『チンジャオロースー』は簡単に作れる料理でもないので、出前館のデリバリーで頼むと良いです。
有名なバーミヤンもりますし、なければ「ジャンル絞り込み」→「中華」で出てきたお店には基本『チンジャオロースー(青椒肉絲)』はあると思います。
ゴーヤチャンプル
夏が旬になっている食材は日焼けにも効果的な食材が多いです。
ゴーヤはまさに夏の王様ともいわれている食材でビタミンCも豊富です。
カレーライス
ジャガイモには以外にもみかんと同じくらいのビタミンCが多く含まれています。
ジャガイモにはでんぷんが多く含まれているので、茹でてもビタミンCが分解されにくくなっているので、無駄なく摂取することができます。
コンビニで買える料理
『女子SPA!』の記事で『日焼け後に食べるべき最強コンビニメニュー』というのがあり、それも参考にできると思います。
(前略)
日焼け後に食べるべき最強コンビニメニュー。飲み物一つで美肌になれる | 女子SPA!
では、これらビタミンC、ビタミンE、システイン(原料のタンパク質)を全てとれるようなコンビニメニュー例をご紹介していきます!
①たらこおにぎり(ビタミンE)+チンジャオロース(ビタミンCとタンパク質)+緑茶(ビタミンC)
②ビビンバ丼(ビタミンEとタンパク質)+パイナップル(ビタミンC)
③牛焼肉丼(タンパク質)+キャベツのサラダ(ビタミンC)+アーモンド(ビタミンE)
最後に
以上が、僕が日焼けをしたときにする対処法になるのですが、記事で書いたことをまとめると、
・帰ったらまず水シャワーで冷やす
・タオルで冷やす
・水を多めに飲む
・ビタミンCを摂る
という感じです。
対処法を色々書いてきて今さらにもなりますが、やっぱり日焼けの一番の対処法は海やプールに行く前に日焼け止めをたくさん塗っておくことだと思うので、ちゃんとケアをした上で遊ぶようにしましょう。
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